「私は、自分のことを素朴に『男の子』なのだと思っていた。
いや、もっと正確に言えば、『女の子ではない』と信じていた」
自分の中にあるぬぐいきれない性別違和感。
それへの問いが、田中玲のすべてのはじまりだった。
「女ではない」身体が欲しい・・・
しかし「女でないもの」になるのに、
「男」である必要もないのではないか・・・
田中が出した答えは・・・
―「女」からトランスしながら
「女」でも「男」でもない性別(X)を生きること
「『私』というものはつきつめれば、『私』一人しかいないのだ」
「女」「男」という分け方のいい加減さ・・・
それに気づくことができるのは
トランスジェンダーをおいて他にはいない。
性別二元論からの自由、それは性差別からの自由を意味する。
田中はここに、フェミニズムの新たなスタートを見出す。
性別Xの未知なる可能性を掲げ、
一人のトランスジェンダーが立ち上がった。
しかしそんな矢先、事件は起きた―
2003年9月15日、クモ膜下出血と脳梗塞による意識不明・・・
そこに待ち受けていたのは、
転院時の病院による受け入れ拒否、
病院にとって男性用/女性用どちらの大部屋を選ぶかの問題、
そして母親へのカムアウト・・・
性別二元論という大きな敵に立ち向かう田中玲の生き様を追う
<当日きいてみたいこと>
トランスのきっかけは?
性別二元論を崩すには?
ポリガミーは可能?
など
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